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2021.2.19

【花粉症】早めに治療開始、そして「自分にあった1錠」を見つけましょう

2021年の春の花粉飛散数は平年より少ないと予測されているものの、昨シーズンと比べると非常に多くなる見通しです。

福岡でも既に花粉が飛び始め、スギ花粉のピークは2月下旬から3月上旬と予測。

そして、スギ花粉のピークが過ぎると今度はヒノキ花粉にも注意が必要です。
福岡のヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬までと予測されています。

このように、毎年花粉の飛散量の予測が出るものの、多くても少なくても花粉症のある方には辛いことには変わりがないのが現実ですよね・・・

花粉症の症状軽減には、早めの治療開始(初期治療)が大切です。治療開始時期は、花粉が飛び始める少し前、あるいは飛び始めた直後がベストです。

花粉症の薬物療法は、症状に応じて抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬などの内服薬や点鼻薬、点眼薬を組み合わせて使用するのが一般的です。

初期治療としてまずオススメするのは、点鼻薬と点眼薬です。花粉が飛ぶと鼻や目が過敏になり、症状がひどくなるにつれて薬が効きづらくなります。早い時期に点鼻薬と点眼薬を使うことで症状が出にくくなり、花粉の飛ぶ量が多くなっても症状を軽くすることができます。

次に内服の抗ヒスタミン薬について少しお話します。
抗ヒスタミン薬は 効果に個人差のある薬です。 ある人にとっては「副作用の眠気が強くて使いづらい」という薬が、別の人にとっては「よく効いて眠気もない」ということは、決して珍しいことではないのです。

当院では、

  • 患者さまに合った抗ヒスタミン内服薬の処方
  • 初期治療に有効な点鼻薬の処方

を行います。

既に相性の良いお薬がある方には長期処方も可能です。
(*初期治療に有効な点眼薬をご希望の方は、一部取り扱いもございますのでどうぞお気軽にご相談ください。)
合わない薬を使い続けるのではなく、いくつかの薬を試して「自分に合った1錠」に出会い、つらい花粉症シーズンを乗り越えましょう!